知っていますか？「セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ（性と生殖に関する健康と権利）」

　セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ（Sexual Reproductive Health and Rights：SRHR）は、性や身体のことを自分で決め、守ることができる権利のことです。

　SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」や目標5「ジェンダー平等を達成しよう」においても、リプロダクティブ・ヘルス/ライツを保障することが記されています。

　性と生殖に関する機能と活動過程のすべてにおいて、身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であることを指します。

　そのためには、避妊の方法や不妊治療について知ること、生殖器のがんや感染症の予防や治療について知ること、そして、母子保健や育児支援が重要です。

　すべてのカップルと個人が、性と生殖に関して自己決定でき、そのために必要な情報や手段などを得ることができる権利です。

　性自認（GI：Gender Identity）や性的指向（SO:Sexual Orientation）は、自分自身で決めることができます。そして、子どもを産む・産まない、子どもを何人持つ、何歳で産むなど、生殖に関することもまた、自分で決める権利が全ての女性にあります。

　佐賀県内の保健福祉事務所では、性感染症、エイズ、からだの悩み、妊娠・出産、女性の心身の悩みなどについて、相談窓口を設けています。

　吉野ヶ里町でも、「女性のための総合相談」として相談窓口を設置しています。

日時　平日 8：30～17：15

場所　東脊振健康福祉センター「きらら館」

問い合わせ　こども・保健課 子育て包括支援係（0952-51-1618）