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5月12日(金曜)元和年間(1615 〜 1624 年)、佐賀・福岡の県境に位置する蛤岳の上流から佐賀県側に導水するため、鍋島藩の成富兵庫茂安公が築造した「蛤水道」。その偉業を称える神事「兵庫祭」が、4年ぶりに来賓を招き行われました。
当時、夏場の水不足が深刻化していた田手川を潤すため、茂安公は蛤岳の斜面に沿って約1,260 メートルもの水路を整備しました。築造から約400 年経つ今も現存し、私たちに恵みをもたらしています。
記念碑前で行われた神事には65 人が参加し、厳かな空気の中執り行われました。
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5月12日(金曜)吉野ヶ里保育園で、地震を想定した避難訓練がありました。先生の一斉放送を聞いた園児は、机の下に身を隠したり、園庭の中央に集まったりして地震が起こった時の行動を確認しました。
訓練後は非常食の試食会もあり、園児と保護者が一緒にアルファ米で作られた「五目ごはん」を食べました。非常食を初めて食べた阿部瞬輝君は「おいしかった」とペロリ。父の直樹さんは「思ったよりきちんとしたご飯でびっくりした」と話しました。
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5月11日(木曜)全国一斉の「春の交通安全県民運動」期間に合わせ、町の交通安全プロジェクト「YOSHINOGARI ANZENACTION」の街頭啓発活動がありました。
陸上自衛隊 目達原駐屯地の前から苔野交差点西側にかけて、町職員や自衛隊員ら40 人がずらりと並び、「追突注意」などと表記されたプレートを掲げて交通安全を呼びかけました。自衛官の淵上みな子さんは、「運転は時間と心にゆとりを持つことが大事。ゆとりがあれば安全確認もしっかりできるし、道の譲り合いもできる」と話しました。
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5月1日(月曜)東脊振幼稚園の園児37人が、大塚ヶ里地区にある観光農園「吉野berry(ベリー)」でイチゴ狩りを楽しみました。ハウス内は高設栽培されており、園児たちは立ったまま真っ赤なイチゴを見つけてハサミでチョキン!!
松尾好華ちゃんは、「甘くておいしかった~」。今熊こころちゃんは、「何個食べたかわからないくらいたくさん食べた」とニッコリ。連休の合間の甘い1日となりました。
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4月25日(火曜)SAGA2024 吉野ヶ里町実行委員会の第3回総会が開かれ、運営ガイドライン案や売店の設置運営要項案などが審議されました。
運営ガイドラインでは、「歓迎・接伴」「町民協働」など11 分野における必要事項や取り組み姿勢など具体的な指針が示されました。
栃木国体の視察報告もあり、事務局は厳重な感染症対策が取られていたことなどに触れて「鹿児島国体との比較を行い、新型コロナの5類移行による違いを分析して、SAGA2024 へつなげたい」と話しました。
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4月22日(土曜)文化体育館で、「スポーツと食と文化のフェスタ2023」が「二胡と揚琴の調べコンサート」を皮切りに開催されました。
初めて二胡と揚琴の演奏を聴いたという佐藤美惠子さんと大坪悦子さんは、「やわらかい独特の音色に心が豊かになりました」と笑顔で話してくれました。
また、会場には町のおいしいグルメ店が多数出展し、フェスタの来場者は約1,300 人と大盛況の2日間でした。
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4月10日(月曜)町内の小中学校で入学式が行われました。少し大きな制服に身を包んだ1年生たちが、期待と不安の混ざった面持ちで式典に臨みました。
東脊振小学校の入学式では、城戸幸一校長が「誰とでも仲良く助け合う優しい子、勉強を頑張る賢い子、根気強くやり抜くたくましい子になって」と呼びかけました。
〔町内の小中学校の新1年生〕三田川小学校 101 人、東脊振小学校 58 人、三田川中学校 119 人、東脊振中学校 48 人
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4月10日(月曜)読み聞かせボランティアグループ「ゆめのたね」が、伊藤忠記念財団の子ども文庫助成事業に採択され、30万円の助成を受けました。
「ゆめのたね」は平成16 年の立ち上げ以来、三田川小・中学校で毎月読み聞かせ活動を行っています。中川寿美代表は「今年で活動20 年目になるが、ごほうびをいただいた気分。子どもたちと関わることに喜びを感じながら、今後も続けたい」と話しました。助成金は、大型絵本や紙芝居などの購入に充てる予定です。
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3月25日(土曜)陸上自衛隊 目達原駐屯地で4年ぶりに桜が一般公開されました。
敷地内の桜は約650 本。この日は6分咲きでしたが、久しぶりに一般公開された桜を楽しもうと、家族連れなどでにぎわいました。佐賀市の吉野真弓さん・星蘭さん親子は「たくさん桜があるので、ゆっくり見て回りたい」と話していました。
隊で使用する重機や航空機も展示され、来場者は運転席に座って記念撮影するなど楽しんでいました。
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3月25日(土曜)三田川児童館で「2023 ♪三田川児童館ライブ♪」が行われました。このライブは、子どもたちが自ら心を動かし、進んでステージに立ってみようとする自主性の高まりを狙いとして行われました。プログラム16 までエントリーがあり、出演者は持ち前の力を懸命に発揮していました。
会場はみんなの熱演で大盛況。「来年も、たくさんの子どもたちが進んで参加してくれることを楽しみにしています」と直鳥信明館長は話しました。
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3月14日(火曜)毎日の登下校時の見守りに対する感謝を伝えようと、三田川小学校の児童が吉野ヶ里町老人クラブを訪れ、感謝状を贈りました。老人クラブでは、会員らが萩原地区や立野地区などの交通量が多く危険なカ所に立って、児童の安全な登下校を休みなく見守っています。児童からは感謝状のほか、寒い日にも見守ってくれるお礼にとホッカイロが贈られました。
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3月10日(金曜)町内2中学校で卒業式が行われ、卒業生たちが思い出深い校舎から巣立ちました。東脊振中学校では60人が卒業。式ではマスクを外して入場し、在校生や保護者らに晴れやかな顔を見せました。卒業生代表の答辞では、中山允さんが「最高の思い出の中には常に友がいました。またどこかで互いの道がつながっていることを信じて。友よさらば、またいつか」と、友人たちとの絆について述べました。
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3月7日(火曜)・9日(木曜)環境・自然の大切さをテーマとした「ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」で、三田川小・東脊振小の両校から19人が佐賀工場長賞を受賞しました。今年のテーマは「しぜんがいっぱい しあわせな くらし」で、三田川小からは617点、東脊振小からは338点の応募がありました。受賞した19人には、記念品として自分の描いた作品が印刷されたマグカップなどが贈られました。また、ブリヂストンの社用車のボディーへ受賞作がプリントされました。
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3月5日(日曜)三田川男子ジュニアバレーボールが、武雄市で開催された「佐賀県小学生バレーボール武雄新人大会」で準優勝に輝きました。同チームは小学1~5年生の計9人で構成し、6年生の引退後初の公式戦となりました。基山町のチームと対戦した準決勝ではフルセットまでもつれ込み、接戦を制して決勝に進出。惜しくも決勝では敗れましたが、メンバーらは「6月の全日本大会に向けてチームを仕上げていきたい」と、早くも次の戦いに向けて意気込んでいます。
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3月5日(日曜)毎月第1日曜日、吉野ヶ里歴史公園東口駐車場で開催されている吉野ヶ里夢ロマン軽トラ市が13周年を迎えました。この日は冷たい空気に朝日がまぶしく照らす中、朝早くから約10,000人の人出でにぎわいました。福岡県大川市から訪れた高田義行さん・涼子さん夫婦は「毎月楽しみにしている。駅通りの道端であってる頃から来ているけど、ずいぶん大きな市になったね」と話し、友人と一緒に楽しんでいました。
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3月3日(金曜)吉野ヶ里こども園では、桃の節句に合わせて年長さん26人がひなまつりのごちそう作りに挑戦しました。ちらし寿司のほか、自分たちが手作りした味噌で豚汁を作りました。子どもたちは小さな手で包丁を握って野菜を切ったり酢飯を混ぜたりと奮闘。約2時間の調理の末、完成した料理をおいしそうに平らげていました。講師の鬼塚幸子先生は「誰かと一緒に料理をつくると、幸せな気持ちになります。皆さんも料理をつくれる人になってね」と呼びかけました。
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2月27日(月曜)子どもの虐待防止を訴える「オレンジリボン運動」に賛同する人たちの写真を一枚の布に貼り合わせた展示が、東脊振健康福祉センター「きらら館」で行われています。3月6日(月曜)まで。
10月の里親制度普及月間、11月の児童虐待防止推進月間に合わせ「佐賀県オレンジリボンたすきリレー」実行委員会がメッセージ動画を制作。2×3mの布で作った佐賀県の地図上にメッセージ動画を撮影した人の写真を貼り、各市町で掲示しています。布には基山町の漫画家・原泰久氏の直筆イラストや、サガン鳥栖の選手のサインも入っています。
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2月24日(金曜)東脊振小学校と三田川小学校で、町内の小中学校の給食を調理している株式会社クッキングセンター佐賀へ、感謝の気持ちを込めた手紙の贈呈式が行われました。三田川小学校では、校内への動画配信により全校児童が視聴する中、給食委員が感謝の手紙を渡し「何人分の給食を作っていますか?」などの質問をしました。島内工場長は「4校合わせて1,600人分作っています。おいしいと全部食べてくれた時が一番うれしいです」と答えていました。
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2月20日(月曜)町は、行政や教育分野におけるDX推進を図るため、ITコンサルティング業のアバナード株式会社(東京都)と包括連携協定を結びました。同社はマイクロソフトとアクセンチュアの合弁会社で、最先端技術を用いて地域の課題解決や地方創生に取り組んでいます。式では同社の鈴木淳一社長が「住みやすくITに強いまちづくりを支援したい」と述べ、伊東健吾町長は「町民により良いサービスや先進的な教育が提供されることを期待したい」と話しました。
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2月19日(日曜)九州・山口からハンドメイド店など約80店舗が集まるイベントが、文化体育館で開催されました。お気に入りの一点を見つけようと、大勢の雑貨ファンが訪れました。3人でおそろいのアクセサリーを買おうと来場した三宅葉月さん(12)と妹の芽生さん(10)、池下翠花さん(10)は「お店がたくさんあって楽しい。かわいいイヤリングがあったから、それを買いたい」と話していました。特定非営利活動法人オレンジと雑貨屋Clamによる共催。次回は6月24・25日に同所で開催予定です。
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2月14日(火曜)今年度策定する第2次吉野ヶ里町総合計画後期基本計画について、町総合計画審議会の五十嵐勉 会長が町長へ答申しました。審議会では前期基本計画を評価・検証した上で、町民アンケートの結果や社会の変化を踏まえながら、令和5年度から5カ年の町の取り組み方針などを検討しました。 五十嵐会長は「SDGsや脱炭素社会の実現など社会潮流に対応しながら丁寧に事業を進め、誰一人取り残さないまちづくりを」などの提言を町長へ伝えました。