R7年2月号【聞こえのチェック】

認知症のリスク因子の中で、最も影響が大きいのは難聴です

もしも世界から難聴がなくなれば、認知症患者を8%減らすことができるといわれています。難聴を予防することは、認知症を未然に防ぐことにつながります。 また、すでに耳の聞こえが悪くても、補聴器などで聞こえの対策をすることで、認知症を予防したり、進行を遅らせたりすることができる可能性があります。

難聴の原因は様々ですが、健康的な食事、適度な運動、しっかりと睡眠を取ることなどで、「健康」を保つことが、耳の健康にもつながります。

急に悪化した難聴は、早めに対応すれば聴力を取り戻せることがあります。

「どうせ治らないから」と思い込み、放置しておくのは危険です。

早期発見・早期治療で、「聞こえ」の維持に努めましょう。

(※一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会資料参考)

聞こえのチェック

□会話をしているときに聞き返すことがよくある

□相手の言った内容を聞き取れなかったとき、推測で言葉を判断することがある

□電子レンジの「チン」という音が聞こえにくい

□家族にテレビやラジオの音量が大きいとよく言われる

□大勢の人がいる場所や周りがうるさい中で会話では、聞きたい人の声が聞きづらい

※1つでもチェックが付いた人や気になる人は、耳鼻科医師への相談をおすすめします。

「聞こえの相談」は佐賀県聴覚障害者サポートセンターでも受け付けています。

                        (電話 0952-40-7700)

この記事に関するお問い合わせ先

福祉課 高齢者包括支援係(地域包括支援センター)
〒842-0193 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町三津777番地

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ファックス:0952-53-1106
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