認知症高齢者対策事業

『吉野ヶ里町認知症高齢者等見守り事業』、『吉野ヶ里町認知症高齢者等個人賠償責任保険事業』について

 吉野ヶ里町では、認知症になっても皆が安心して住み慣れた地域で暮らせるよう、高齢者等の行方不明時の早期発見、保護などを目的とした地域の見守り体制整備に取り組んでいます。 

認知症高齢者等見守り事業(台帳登録・見守りシール配布)

事業の内容

 認知症などが原因で行方不明となるおそれのある高齢者の情報を事前に登録し、行方がわからなくなったときには、登録された情報をもとに捜索協力を行い、発見時の身元確認や家族への連絡を行うための制度です。希望される方には、QRコード付の見守りシールを配布し、行方不明時の早期発見や保護につとめます。

登録の対象者（以下のすべてを満たす方）

• 吉野ヶ里町に住民票があり居住している方
• 認知症もしくは認知症の疑いのある方
• 自力で外出することができ行方不明になる可能性がある方 

見守りシールの配布

• QRコード付見守りシール50枚(耐洗ラベル40枚、蓄光シール10枚)を無料で配布
• 対象者が行方不明になった場合、服や帽子などに貼ったQRコードを発見者が読み取ると、瞬時に家族等へメールが届きインターネット上の伝言板を通じてやり取りができる

認知症高齢者等個人賠償責任保険事業

事業の内容

 吉野ヶ里町が契約者となる個人賠償責任保険に加入することで、日常生活における偶然の事故で被保険者またはご家族等が法律上の損害賠償責任を負った場合に、保険金の支払いを受けることができます。なお、保険料は全額を町が負担します。

登録の対象者（以下のすべてを満たす方）

• 『吉野ヶ里町認知症高齢者等見守り台帳』に登録されている40歳以上の方
• 在宅生活をしている方（在宅扱いとなる施設入所の方も含みます）
• 要介護認定における「認知症高齢者の日常生活自立度」が、2a以上である方
  （申請後に町で確認します） 

補償金額 1事故あたり、最大3億円 

示談交渉サービス（被保険者に代わって保険会社が示談交渉を行うもの）付き