家庭における男女共同参画

 吉野ヶ里町では、令和2年度に「第2次吉野ヶ里町男女共同参画基本計画」を策定するにあたり、町民への意識調査を実施しました。

 調査によると、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という意見に賛成する人の割合は30.5%反対する人の割合は67.2%となり、反対する人が多くを占めています。

 その一方、「日常の家事の担当」については、女性では「自分」と回答した人の割合が78.7%と最も高くなり、男性の回答でも「配偶者(パートナー)」が48.0%と最も高くなりました。

 たとえ概念としての理解が進んでいても、それが日常生活のこととなると、意識と行動に乖離が見られるようです。

 町民の中にこのような意識がある背景として、固定的性別役割分担意識の問題だけではなく、男性の長時間労働の影響もあるものと考えられます。

 男性の仕事中心の意識・ライフスタイルを仕事と家庭のバランスのとれたライフスタイルへと転換し、男女が相互に協力し合う関係を築くことが求められます。それは、女性の負担を軽減し、女性の社会参画を促すだけでなく、男女双方のワーク・ライフ・バランスにつながることにもなります。

 家庭のことを女性だけの役割とせず、男性も家事・育児・介護などに積極的に関わることが必要です。

 

※意識調査の詳しい内容は、下記リンク先から計画のデータをご覧ください。

男性の家事・子育て等への参画促進に関する情報

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