オンライン資格確認等システムによる、国民健康保険に係る自己情報提供不可

「オンライン資格確認等システムによる、国民健康保険に係る自己情報提供不可」とは

・「オンライン資格確認等システムによる、国民健康保険に係る自己情報提供不可」(以下自己情報提供不可と記載)とは、マイナンバーカードを利用して医療機関等を受診した場合、医療情報、薬剤情報、特定検診データ等のデータがマイナポータルや医療機関等第三者にて閲覧可能となるため、DV被害者や機微な診療情報(精神科、婦人科等)を有する患者の情報閲覧を、患者本人の判断により抑止することができるようになっています。

・また、マイナンバーカードを所持していなくても(通常通り保険証を使って受診した場合でも)、全国の医療機関で保険証の券面情報や住所を検索することが可能になっております。

・吉野ヶ里町の国民健康保険に加入されている人であり、DV被害者や機微な診療を受けられている場合、申請していただければ情報の閲覧を止めることができます。

・DV被害者として住所の不開示等されている方は、その時点で自己情報提供不可にも該当するよう設定されているため、手続きは必要ありません。

・申請書や手続き、その他お問い合わせはこども・保健課保険係までお願いいたします。

自己情報提供不可のメリット・デメリット

メリット

・DV被害者の方で住民票を移さずに身を隠されている場合、マイナポータルや医療機関の端末から住所を知られることが無くなる。

 

・知られたくない治療(精神科、産婦人科等)の情報が第三者に見られることが無くなる。

 

 

デメリット

・マイナポータルに登録される医療情報が本人でも見られないため、年間の医療費や薬剤情報等がマイナポータルで確認できない。

 

・マイナンバーカードを保険証として使用する利点である資格確認が出来ないため、保険証が切り替わった際は新しい保険証が手元に届くまで保険証を忘れたことと同じになる。(切り替え中に旧保険証を使用した場合、総医療費から自己負担額を差し引いた額を一度返還する手続きが必要になる)

 

・医療費情報が見られないため、確定申告時にマイナポータルから医療費を確認できない。(医療費通知や受診時の領収書で計算するしかない)

その他注意事項

・一度申請すると継続して自己情報提供不可となるため、必要な時は解除の手続きを忘れないようにしてください。

 

・今後国がマイナンバーカードやマイナポータルの活用を推進していくことで、何か恩恵が受けられなくなる可能性もあります。

この記事に関するお問い合わせ先

こども・保健課 保険係
〒842-0193 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町三津777番地

電話番号:0952-37-0345
ファックス:0952-53-1106
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